ずっとだんじりを守り続けてくれただんじり蔵。
この度この蔵を立て替えることとなりました。
阪神淡路大震災の後に建設され、都賀のだんじりを20年間見守っていてくれただんじり蔵がなくなるのはすごく寂しいです。
練習が始まるとここで顔を合わせ、「久しぶりー!」とみんなが集まりました。
屋根にのっている人たちが蔵入れの時に頭をぶつけそうになった天井のハリ。
何度も開け閉めしたシャッターのボタン。小さいころに押して遊んでよく怒られました。
最初は5人ほどで鳴物練習をしていましたが、鳴物方もどんどん増え、今ではこの蔵に集う仲間が20人以上。楽器が足りなくなり、横の空き地で地面や木の切れ端を叩いて練習しました。
この蔵で全てが始まった20年前。
辛いことも楽しいことも、いろんな出来事がありました。
2013年10月31日。
だんじり蔵に入れる最後の日に献杯。
この日は平日だったのですが、来れる人は集合してみんなで蔵とお別れしました。
現在は蔵があった場所は工事中です。
8月末に新しい蔵が完成予定!
前回の秋祭りで春日神社の南側の仮設蔵にだんじりを蔵入れしたので、今回からこの仮設蔵で鳴物練習を行います♪
私たちの拠点だっただんじり蔵がなくなってしまったのは寂しいですが、新しい蔵が出来上がるのも楽しみです。
都賀のだんじりをずっと見守っていてくれただんじり蔵。
ここで出会った人たちとの絆を大切に、私たちはこれからも都賀のだんじりの発展のために全力を尽くします。
2014.03.24