鳴物方には幼稚園や小学生の子どもたちもいます。
彼らは祭りの準備、片づけも大人にまじって手伝います。
「ちょっとあれ持ってきて」「これ手伝って」と言われると、「はい!」と飛んできます。
自分たちができることを鳴物方として精一杯頑張る姿に頼もしさを感じる瞬間です。
ただ、ちょっと目を離すとその気持ちが強すぎて喧嘩が・・・
「俺が頼まれたんやろ!」「俺もこれやりたい!」
うーん・・・ ちょっと自分たちで解決させてみよう。
しばらくして、
「しごとをくださーい」「ぼくたちに、しごとはないですかー?」と営業を始めました。
この解決策に大人たちは慌てて彼らにもできる仕事を探します。
そして、この意欲に満ちた人材を活かしきれていない事を大いに反省するのです。
2012.11.10